1ヶ月ヒモ生活ブログ

不本意な形で留年してしまった大学生が新社会人の彼女の家で実際にヒモになってみた様子を日記にして綴ります。

【4/21】ヒモ日記22日目【残り1日】

こんばんは。

火打ち石です。

 

遅くなってしまってごめんなさい。

色々移動の準備でバタバタしてました。すみませんっ!

しかーし、この生活ももう終わりを迎え、あと2回の更新になってしまいました。

昨日はこの生活の核心にも触れた記事でお送りしました。

meccharope.hatenablog.com

 

今日はゆっくりできる最後の日だと言うことで、ちょっとしょんぼりしながらもちゃんとヒモをしてきました。

最後までどうぞ、よろしくお願いしますね!!

4月21日(火)

今日は、昼の13時に起きた。

彼女は同様、横で眠っていた。

体に触れる。眠っている人の暖かさだ。

もうこうやって抱きしめながら起きる朝を迎えられる日が1回しかないと考えると、少し病みそうだった。

起きれば、昨日残したままの食器洗いや洗濯、水回りの掃除を一緒にやった。

俺は少し寝ぼけていたけど、一緒にやった。

 

昨日の夜の彼女の気持ちを汲んでじゃなくて、

この生活の名残惜しさからくる自発的なものだった。

 

少し部屋を綺麗にした後、ピザハットのセールのビラがきていたのでピザの宅配を頼んだ。

もちろん彼女持ちで。

 

待ち時間が30分ほどあったので、その間近所の100円ショップに行き、荷物の梱包に必要なビニール袋やガムテープ、圧縮袋などを一緒に買った。

もちろん彼女持ちで。

 

それが終わって、帰ると、家の前に今にも出発しようとするピザハットの制服を着た若いお兄さんが・・・

慌てて電話をかける。

 

すみません、、、今家にいます、、、

 

今家にいますじゃねえよ。

てな感じで、ギリギリ宅配に間に合った。

お兄さんにメンチ切られながら

 

「インターホン聞こえませんでしたかねえ???」

 

って言われた。東京こわい・・・

 

それで、待ちに待ったピザ。

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いやもう美味しい以外ない。

ごめんね飯テロして。

インリンオブジョイトイもびっくりの飯テロリストになったわね。

 

これを食べたのが14時過ぎ。

ランチセットだったけど2人ともお腹いっぱいになった。

 

ちなみに、ピザを食べながらNetflix映画版『斉木楠雄のΨ難観てた。

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ただただ橋本環奈が可愛くて犯罪者新井浩文がしばきたい映画だった。

原作観たことなくて、彼女が観たい!!と言うので観たのですが、

彼女は途中くらいのストーリー動くところからめちゃめちゃ寝てました。

しかもめちゃめちゃよだれ垂らしてた。拭いた。

 

それから、映画が終わり、このブログを書いたり、YouTube観たり、、、してると19時になっていた。

 

彼女が起きてきた。

寝ぼけた顔クッソかわええなっ!オイッ!

とかきしょいことを考えながらおはようと声をかける。

 

えっ!?もう外真っ暗やんっ!!えっ!!??

 

と言ってた。そらそうよな。昼間起きてた時間3時間くらいしかなかったし。

 

それからは、移動のための準備をした。

洗濯物をまとめたり、食器や調味料などを片し、冷蔵庫のものを無くし、風呂場や洗面所のものを全てダンボールに詰めたり、、、

本当に1ヶ月分全ての生活の痕跡をなかったことにするかのように、思い出を全て圧縮袋に入れてダンボールに詰めた。

 

僕も知らないほぼ入居したて同然の部屋に布団だけ敷いた状態になった。

 

あっ、ちなみに夜ご飯は、キッチンの下に収納していたグリーンカレーのレトルトパウチや、納豆ご飯なんかをちょっとずつ食べた。キッチン用品なんかも大阪に送るためにダンボールにしまったので、簡素なものにはなったけど仕方ないね。

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そして、布団カバーや今日使っていたタオルは乾燥が間に合わないので、近くのコインランドリーに持っていった。これが深夜24時くらいのこと。

コインランドリーでそれらの乾燥を待ってる最中、近くの駐車場で一緒にタバコを吸った。

以前の記事で、タバコを吸おうとする彼女に少し苛立ちを見せたりしたが、それも今となっては良い思い出かな。

meccharope.hatenablog.com

ひとしきりタバコを吸い終わり、乾燥機から洗濯物をとって家に帰る途中、

いつもありがとうねと素直な気持ちで感謝を告げた。

 

なんか二度目の告白のような気がして、

 

照れた。

 

ちょっと僕も精神的な余裕がなくて

彼女の辛さに気づいてあげれなかったこととかあったけど、

それでもまた彼女と暮らす日を楽しみにしている。

 

そんな自分がいることに気づいた。なんだか嬉しかった。

 

 

 

家に帰り、ほぼ準備を終わらせてからは、

YouTubeでお互いの好きな音楽の動画を観たり、それにまつわる個人的な想い出を語り合ったりしていた。

 

ぼくは正直眠たかったが、彼女はずーっと喋っていた。

 

たくさん昼寝をしたってこともあるだろうけど、

それでもなんだか楽しそうな彼女の顔を観ていると嬉しくて、

ベタな言い方にはなってしまうけど、もうこのまま時間が止まれば良いのにと思った。

 

しかし、そんなことはあるはずもなく。

窓の外から朝が光が見え始めた5時。僕らは一緒に眠った。

 

明日は彼女と一緒に過ごす最後の日。

辛いけど仕方ない。