1ヶ月ヒモ生活ブログ

不本意な形で留年してしまった大学生が新社会人の彼女の家で実際にヒモになってみた様子を日記にして綴ります。

【3/31】ヒモ日記1日目

 

こんにちは。

火打ち石です。

早速今日からヒモ日記つけていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

連日の不要不急の外出自粛を呼び掛ける中、

激過疎の夜行バスを使い朝6時に池袋に着いた。

 

 

それから約1時間ほどビクビクしながら山手線を半周乗り彼女宅の最寄りに。

すると、本当に糸のように瞼が空いていない彼女が駅で出迎えてくれた。寝起きなのに来てくれてありがとう。

 

朝のうちに荷物が届くから外出できないとのことで近くのコンビニに行った。

さっそく朝飯のパンとヨーグルトをおごってもらった。
何かほしい物あるか聞かれたが、人権がないのでおまかせした。


部屋が6帖と聞いていたので2人は大丈夫かなあと思っていたが、家具が全然ないので広く感じたし2人でもいけそう。

なんなら俺の実家より住みやすそう、俺も社宅住みたかった(ぴえん)

荷物を片付けて落ち着いていざ朝ごはん食べようかなあと思って、

彼女がパンをレンチンしたら石になった。いや、もはや岩石。硬すぎた。

けどそれも可愛いから許せる。
いや立場的に俺は何も許されない。

 

そのあとは一緒に横になった。
垂れ流していたYouTubeから

あまり好きじゃないMy Hair is Badが流れてた。だれが接吻とフレンドじゃ

夜行バスであまりちゃんと寝れなかったので横になると眠ってしまっていた。
めちゃめちゃ叩き起された。


東京は大阪よりちょっと寒い。

 

昨夜は夜行バスで睡眠をとったので身体は悲鳴をあげていたが、

それも人権には及ばないので、彼女に引っ張り出されて買い出しにきた。


基本調味料とか数日分のこんだてに沿った適当な物とか皿とか買った。

実家より本格的に買い込んでた。


もちろん彼女持ちである

 

帰って昼ごはんをたべた。
家近くの商店街でコロッケ買った。やすかった。


もちろん彼女持ちである

 

ゆっくり落ち着いた後、近くの戸越銀座って駅にでかめの街道があったのを彼女が発見した。

彼女が行きたがっていたので、さすがにこのご時世で外出は自粛したいなと思っていたし、正直夜行バスでバキバキの身体は悲鳴を上げていたけれでも、やはり人権がないためついていく。

近くのドラッグストアで食器洗剤を買ってたら(もちろん彼女持ち)おばあちゃんにトイレットペーパー買うのを手伝ってと言われ、

買い込まんでもええのになあとか思いつつもここ東京ではやはり人権がないので手伝った。

普通にめっちゃ感謝されていい人だなと思った。

 

我はチョロい。

 

ドラッグストア前でたむろっておばあちゃんにトイレットペーパー買うバイトしよかなとか思った。

これこそ不謹慎ね。

 

そんで適当にぶらぶら歩いてると美味しそうな飲み屋と中華料理屋がたくさんあった。

全部見ただけで美味しいとわかるシリーズだったので視覚でいただきますとごちそうさまを繰り返した。貧乏飯の極みである。

あ、ちなみに私手持ちは1000円しかありません。


そして街道を歩ききると美味しそうかつ激安の餃子屋さんがあったので買って帰った。たしか43個1080円とかやった気がする。やばくね

 

さすがに体が限界近くて、しんどかったが、餃子を焼く係に任命されてしまったので我が身を燃やす想いで餃子を焼いてから朽ち果てることにした。

 

家に帰り、食器を洗い、さっそく餃子を焼いて、置いてあった枝豆と道中知らぬ間に彼女が買っていた豆腐にキムチと醤油を乗せたメニューで優勝した。

 

あれ?これなんて居酒屋?

 

ぼくは酒は全く飲めないのだけど、彼女が酒カス酒豪なので道中知らぬ間に買っていた炭酸水と道中知らぬ間に買っていたウイスキー完全優勝していた。

不要不急の外出のあとのアルコール消毒で見事なパーフェクトリリーフを見せた。

驚くことに、私なんとここまで一銭も使ってないのやばすぎ。良心に傷つくレベル。

 

その後はあまりの眠気に意識を飛ばしかけるも、彼女がお風呂を沸かしたから入ってほしいとのことで叩き起された(2かいめ)
本当になんて天使なんだと思いつつ、お風呂にはいった。

実家よりも50倍くらい強い水圧のシャワーを浴びながら

「あぁ俺は本当にこの子を大切にして、この環境には甘んじてはいけないな」

と強く思うのであった。


互いにお風呂を済ませたあとは少しべろべろな彼女の髪を乾かし、明日から出社だと言うので早めに消灯した。

一人用の布団に2人で眠りについた。

彼女のいびきがすごくて何度か起きたが、それもなんだか可愛らしく思い、眠った。

この子だけはちゃんと大切にしようと思った。